学生や社会人で平日は忙しいけど富士山に登ってみたいと思われる方は多いのではないでしょうか。今回は私が社会人になってから週末だけで富士山に登った方法、おすすめの登山ルートを紹介します。皆さんもこれを参考に、是非日本一の山富士山に登ってみてくださいね。(レンタル屋さんのPR含みます)
富士山は土日で登れる
富士山は1日目に5合目までバスで移動し、途中まで登って山小屋に泊まり、2日目に頂上に行って下るのが一般的です。そのため土日で登ることができます。しかし、1日目の朝は早いので、金曜日は富士山の麓に前泊をします。富士山の麓までの距離によっては、早退や午後休が必要になるでしょう。私は前日夜遅くにホテルについたせいで睡眠時間が短くなり、後悔したので、時間には余裕を持って行動することをお勧めします。
富士山に登るためのステップは以下の通りです。
1.山小屋・前泊のホテルを予約する→2.持ち物を準備する→3.金曜日に移動→4.バスで5合目移動→5.富士登山・下山→6.バスで街に戻る
富士登山のおすすめルートは以下の通りです。
1.中腹の山小屋の売店でご飯を食べつつ登山→2.山小屋で夜ご飯を食べ、就寝→3.日の出を見に頂上へ→4.剣ヶ峰→5.お鉢巡り→6.浅間大社→7.富士山頂郵便局→8.中腹の山小屋の売店でご飯を食べつつ下山
それでは詳しく説明していきます。
富士山に登るまで
- 山小屋・前泊のホテルの予約:富士山の山小屋の予約は5、6月から開始されます。土日は人気なため、予約開始と同時に売り切れることがあります。富士山に登る日、泊まりたい山小屋を決め、予約開始日にはサイトに入ってすぐ予約できるように準備しておきましょう。麓のホテルは富士宮ルートの場合、富士宮駅近くにとることをお勧めします。富士宮駅のすぐ横には商業施設があり、水やお菓子などを調達することができます。富士宮ルートについての記事も見てみてください。富士登山はきつい!?富士宮ルート、頂上富士館に泊まった感想。必要な持ち物も紹介!
- 必要な持ち物を準備する:上記のリンク先と同じ一覧です。細かい説明は省略しています。
- 基本装備
- 長袖長ズボン、登山靴、リュック、帽子、手袋、日焼け止め、水分1L
- 雨対策
- カッパ上下、リュックカバー、泥除け
- 日の出待ち・寝る時用
- トレーナーまたはジャージ上下、ダウン、カイロ、ヘッドライト
- その他
- 頭痛薬、現金、軽食、リップ、汗拭きシート、ティッシュ、モバイルバッテリー、杖
- 基本装備
- 金曜日に移動
- 各登山ルートの5合目に行くバス乗り場の近くのホテルで前泊します。
- 富士宮ルートの場合、新幹線で三島駅、在来線で富士宮駅に移動。予約しておいたホテルに泊まる。
- バスで5合目移動:マイカー規制のため、車で5合目には行けません。
- 6:35分発富士宮駅⇔富士宮ルート5合目のバスに乗ります。早く移動すればゆっくり山小屋を目指すことが可能です。バスの時刻表は下記のリンクです。逃すと次の便は8:15分になります。
- 運賃は片道2740円。予約不可。所要時間約1時間半。
- 他のルートもおそらくありますが、富士宮ルートの5合目にはコインロッカーがあり、いらない荷物はそこに預けておきました。
- 往復するなら富士登山バスフリー切符がお得ですが、購入可能な富士宮駅の切符売り場は6:35分は開いていないです。売り場の時間は下段のリンクを参照してください。
- 富士登山・下山
- 登山ルートについては次の項目で詳しく説明します。
- 下山のためのバスの時刻表は同じく上記リンクを参照してください。同じバスで新富士駅に行くことが可能です。また、三島駅行きのバスもありました。
登山用品は普段使わない割に全て揃えると値段が高かったり、部屋のスペースをとってしまうため、レンタルしてしまうというのもお勧めです。
おすすめ観光ルート
富士山は山頂に行って終わりではありません。ここでは富士山の楽しみ方を紹介します。
- 中腹の山小屋でご飯を食べつつ登山
- 富士山は頂上までいくつも山小屋とトイレがあり、少しずつ休みながら登ることができます。
- 山小屋では蕎麦やカップラーメンなどの温かい軽食を提供しており、少しお高めですが、山で食べるあったかいご飯は格別です。また、山小屋でご飯を食べることでその分荷物を減らすことができます。
- 各山小屋限定のグッズなども売られていますので、是非覗いてみてください。
- 山小屋で夜ご飯・就寝
- 宿泊する山小屋で夜ご飯を食べ、就寝します。山小屋にもよりますが、私が泊まった頂上富士館は17時ごろから夕食、19時ごろ消灯となっており、普段の生活より早めですので、事前に確認して、間に合うようにチェックインしましょう。
- 基本的には男女混合の雑魚寝です。お風呂はなく、環境保全のため、普通の歯磨き粉の使用はできません。ストレスもありますが、非日常的な体験をすることができます。
- 日の出を見に山頂へ
- 宿泊場所にもよりますが、3時ー4時に起床し、日の出を見るために山頂を目指します。山頂は日の出を見る人達でいっぱいです。狭い道などは避けて、安全なところで場所を取り、しっかり防寒をして朝日を待ちましょう。
- 日本で一番高い場所から見る朝日は圧巻で、段々と暖かくなることに、太陽のありがたみを感じます。
- 剣ヶ峰
- 剣ヶ峰は日本最高峰富士山の石碑があり、写真を撮るための長蛇の列ができます。日の出が終わると皆一斉に剣ヶ峰を目指し始めます。一番人気の吉田ルートの頂上より、富士宮ルートの頂上の方が、剣ヶ峰に近いです。
- 多くの人が待っているため、一人で長々写真を撮るのはNGです。待っている間にビジュを整え、ポーズを決め、後ろの人に撮ってもらう準備をしておきましょう。
- お鉢巡り
- 富士山の火口をぐるっと一周することをお鉢巡りと言います。雲海を眺めたり、眼下に広がる森や、遠くに見える街をゆっくりと眺めながら歩くのは特別です。
- 歩いていると次に紹介する浅間大社や富士山頂郵便局にたどり着きます。
- 浅間大社
- 吉田ルートの山頂エリアにはお土産屋さんと浅間大社があります。浅間大社ではお守りや手ぬぐいなどの品を買うことができます。
- 可愛らしいお守りが豊富で決めるのに悩んでしまうほどです。皆さんも是非素敵なお守りをゲットしてみてください。
- 富士山頂郵便局
- 富士宮ルートの山頂には富士山頂郵便局があります。ここで出された手紙やハガキには富士山頂郵便局の消印が押され、記念になること間違いなし。大切な人や、自分に送ってみるのはいかがでしょうか。
- 私は存在を知りながらも手紙を持って行かなかったのですが、郵便局に富士山のハガキ、富士山の切手が売ってあり、その場で書くことができました。
- 富士山頂郵便局限定のグッズが数多く取り揃えられていますので、立ち寄ってみてください。
終わりに
いかがだったでしょうか。平日は忙しい方々も登れそう、登ってみたいと思ってもらえていたら幸いです。ただ、私は翌日しっかり全身筋肉痛になったので、可能であれば次の日はお休みを取ることをお勧めします。普段運動をしている人でも、山登りに使う筋肉はまた違ったりしますから、多分筋肉痛にはなります。でも楽しいこと沢山の特別な体験になることは間違いなしです!是非富士登山に挑戦してみてくださいね!
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